VRChat 日本wiki - 対応HMDまとめ
VRChatに対応している主要なVRヘッドセット(ヘッドマウントディスプレイ、HMD)の紹介です


サポートされるVRヘッドセット

SteamValve Index
HTC VIVE(ProやCosmosなどを含む)
Oculus Rift(Rift SとLink接続したQuest、Quest 2を含む)
Windows Mixed Reality
Oculus (Quest版)Oculus Quest
Oculus Quest 2
Oculus (Rift版)Oculus Rift
Oculus Rift S
VIVEPORT (PC版)HTC VIVE
HTC VIVE Cosmos
HTC VIVE Pro
Oculus Rift
Oculus Rift S / Quest + Link
Valve Index
HTC VIVE Cosmos Elite
VIVEPORT (Focus/Flow版)HTC VIVE Focus
HTC VIVE Focus Plus

VRヘッドセット比較表

新しくVRヘッドセットを買う際は、正規の販売店で新品の現行品を買うことをおすすめします。
高解像度のハイエンドモデルと低価格なエントリーモデルがありますが予算に合わせて選びます。
毎日使っていると1年程度でコントローラーやケーブルなどが故障してしまうというヘビーユーザーのSNS投稿が多いため、非正規ルートで出回っているものや中古品を買った場合、故障時に保証や製品サポートが受けられない可能性があります。
少しでも予算を抑えたいかエントリーモデルにいい機種がない見つからないのであれば、古い機種を新品か中古でを買うことも視野に入れましょう。
古い機種は解像度や装着感の良さなどは現行品に劣ることが多くなりますが、数年前のゲーミングPC程度の性能であっても快適に動かせる利点があります。
VR機材は身体に装着して使う製品であるため、中古品で使用が数時間程度であっても他人が使ったものであることを考えた上で買いましょう。

主な機種

名称解像度(片目あたり)
単位:ピクセル
ディスプレイ*1視野角リフレッシュレートトラッキング方式*2備考
Valve Index1440 x 1600LCD130度80/90/120/144Hzアウトサイドイン
(Lighthouse)
HTC VIVE Pro 22448 x 2448LCD120度90/120Hzアウトサイドイン
(Lighthouse)
HTC VIVE Cosmos1440 x 1700LCD110度90Hzインサイドアウト*3
HTC VIVE
Cosmos Elite
1440 x 1700LCD110度90Hzアウトサイドイン
(Lighthouse)
*4
Oculus Quest 21832 x 1920LCD100度
(正確な情報なし)
60/72/90/120Hzインサイドアウト
USB3.2 Gen1 Type A(一般的にUSB3.0と呼ばれるもの)、DisplayPort 1.2でPCと接続するものが主流です。
多くのVRヘッドセットで動作保証はされていませんが、DisplayPort端子のないノート型PCではMini DisplayPort、DisplayPort Alt-Mode対応のUSB Type C端子、Thunderbolt 3または4端子が搭載されているのであればDisplayPort(メス)へ変換することで接続できるようになる場合があります。
Oculus QuestシリーズをPCと接続する場合はUSB3.2 Gen1または無線LANで接続します。

生産終了品や企業向け機種など

名称解像度(片目あたり)
単位:ピクセル
ディスプレイ視野角リフレッシュレートトラッキング方式備考
HTC VIVE1080 x 1200OLED110度90Hzアウトサイドイン
(Lighthouse)
*5
HTC VIVE Pro1440 x 1600OLED110度90Hzアウトサイドイン
(Lighthouse)
HTC VIVE Pro Eye1440 x 1600OLED110度90Hzアウトサイドイン
(Lighthouse)
Oculus Rift1080 x 1200OLED110度90Hzアウトサイドイン*6
Oculus Rift S1280 x 1440LCD110度80Hzインサイドアウト
Oculus Quest1440 x 1600OLED100度72Hzインサイドアウト
Windows MR
(基本スペック)*7
1440 x 1440LCD90度〜110度60/90Hzインサイドアウト*8
Samsung
HMD Odyssey
1600 x 1440OLED110度60/90Hzインサイドアウト
Samsung
HMD Odyssey+
1600 x 1440OLED110度60/90Hzインサイドアウト
HP Reverb
Virtual Reality Headset
2160 x 2160LCD114度90Hzインサイドアウト
HP Reverb G2
Virtual Reality Headset
2160 x 2160LCD114度90Hzインサイドアウト

Lighthouseについて

Lighthouse(ライトハウス)対応デバイスを利用するにはBase Station(ベースステーション)を室内高所に設置する必要があります。公式サポートを事前に目を通して設置できるかどうかも検討しておくと良いでしょう。
Base Stationは2つ以上設置することが推奨されていますが、1つ設置するだけでもトラッキングできる角度は限られてしまいますがVRChatを楽しむことができます。
Base Station単体で購入した場合にはBase Station固定用の台座が付属しないため、必要に応じて1/4インチねじ規格のカメラ用ミニ三脚や監視カメラ用マウントなどを別途で用意します。

SteamVR Base Station 2.0対応HMDでは、ベースステーションを4つ用いることでルームスケールを最大で10m x 10mまで拡張できるようになります。
SteamVR Base Station 1.0、2.0両対応のVRヘッドセットを新しく買った場合、Base Station 1.0を使用することで古いコントローラーやトラッカーを再利用することができます。*9

Lighthouse対応バージョン

機器名1.02.0
Base Station 1.0×
Base Station 2.0×
HTC VIVE (HMD)×
HTC VIVE Pro (HMD)
HTC VIVE Pro Eye (HMD)
HTC VIVE Pro 2(HMD)
Valve Index (HMD)
HTC VIVE Cosmos Elite (HMD)
HTC VIVE Cosmos外部トラッキング・フェースプレート
VIVEコントローラー×
VIVEコントローラー(2018)
Valve Indexコントローラー
VIVEトラッカー×
VIVEトラッカー(2018)
VIVEトラッカー(3.0)

VRヘッドセット詳細

情報が古いため非表示

動作スペック

デスクトップモード 動作スペック

公式で公表されている最低動作スペックはVRモードでのものとなります。
デスクトップモードでの最低動作スペックについては記載がないため、動作環境の事例をインターネット上で調べる必要があります。
wiki内での動作報告

VRモード動作スペック

使用するVRヘッドセットによってはVRChatの動作スペック以上の性能が必要になる場合があるため、各メーカーのページで動作スペックを確認してください。
Steam最低スペックVIVEPORT動作スペックOculus (Rift版)動作スペック
OSWindows 8.1
Windows 10
Windows 8.1
Windows 10
OSビット64-bit64-bit
プロセッサーIntel® i5-4590
/ AMD FX 8350
同等以上
Intel® i5-4590
/ AMD FX 8350
同等以上
Intel® i5-4590
/ AMD FX 8350
同等以上
メモリー4 GB RAM4 GB RAM4 GB RAM
グラフィックNVIDIA GeForce® GTX 970
/ AMD Radeon™ R9 290
同等以上
NVIDIA GeForce® GTX 970
/ AMD Radeon™ R9 290
同等以上
NVIDIA GeForce® GTX 970
/ AMD Radeon™ R9 290
同等以上
DirectXVersion 11Version 11
ネットワークブロードバンド
インターネット接続
ストレージ1 GB 利用可能1 GB 利用可能707.5 MB

Windows 11を想定した最低スペック
VRChatの最小スペックからプロセッサー、グラフィックをサポートされるもので性能が近いものに置き換えました。
メモリー使用量はWindows 10とそれほど変わらないという情報があるため4GBのままにしています。
OSWindows 11
OSビット64-bit
プロセッサーIntel® Core i3-8100
/ AMD Ryzen™ 3 3200G
同等以上
メモリー4 GB RAM
グラフィックNVIDIA Geforce® GTX 970
/ AMD Radeon™ RX 470
同等以上
DirectXVersion 12
ネットワークブロードバンド
インターネット接続
ストレージ1 GB 利用可能

SteamVRと各ヘッドセットの動作スペック(参考用、情報が古いため記載のないものあり)

補足

掲載外のHMDとの比較

PSVR(PlayStation VR)

正式に対応してはいませんが、TrinusPSVRという有料(14.99EUR)非公式ドライバを使用することで対応できるようです。
コントローラーについては、いくつかアプローチがあるようなので興味のある方は調べてみると良いかもしれません。