VRChat 日本wiki - VIVEトラッカーを使用したフルボディトラッキング


Lighthouse対応HMD + Viveトラッカーでのボディトラッキング


ボディトラッキングの方法

Viveトラッカーは腰に一つと両足で二つの最大三つ使用できます。(※)
腰はベルトで固定(針金などでもOK)、足はスリッパなどに固定する人が多いです。
着用したらペアリングを行います。

※IK 2.0 Beta環境では、追加で両膝に二つと両肘に二つの最大七つ使用できるようになっています。
 Steamからインストールしている場合、容易にIK 2.0 Beta環境に移行することが可能です。
 また通常、Beta環境ユーザー・通常環境ユーザー間のjoin等はできないケースが多いですが、
 IK 2.0 Betaではその制約がありません。

トラブルシューティング

腰部分が裏返ってしまう

Hipボーンを両足付け根よりも高い位置に設定することで直ります。

トラッキングしても手足が折れ曲がってしまう

Avatarと人体にはどうしても体格の差が出てしまうので、特に小さいキャラの場合キャリブレーション中にしゃがみながらトリガーを引くと上手くいきやすいです。

トラッカーの無線接続がSteamVRに認識されない際の確認事項

アンチウイルスソフトを終了させる
アンチウイルスソフトを終了させた状態での接続を試してみましょう。
また、その状態でSteamとSteamVRの再インストールを行うと改善される場合があります。
公式から「アバストアンチウイルスを使用している際に競合する可能性がある」とのアナウンスが出ています。
それ以外のアンチウイルスソフトを使用している場合でも、試してみる価値はあります。
トラッカーの充電を確認
充電中にトラッカーのランプが白色に光っている時、最大まで充電されています。
充電不足の場合は最大まで充電してみましょう。
SteamVRを起動した状態でPCに直接USB接続する
直接USBで接続することで、トラッカー自体がSteamVRに認識されていない可能性を確認します。
そもそもトラッカー自体がPCに認識されない場合、初期不良の可能性があります。
USBケーブルをスマホ充電に使っているものと交換してみたり、トラッカー以外の物の初期不良も考慮してみましょう。

USBケーブルの接続先を変更する
USB3.1やUSB3.0に接続している場合、USB2.0のUSBポートに接続することで、改善が見られる場合があります。
ドングルを3つPCにUSB接続した状態で別途USBケーブルを使用してトラッカーを認識させる

(情報をWikiに記載させて頂くことを快諾して頂けました、ありがとうございます。)
付属のドングルの接続状態を確認
トラッカーを購入した際、箱の底に
・USBケーブル
・クレードル(ドングルを挿す台座)
・ドングル(トラッカー用無線子機)
が同梱されています。
トラッカーをPCに接続する場合、ドングルを使用した無線接続が主となります。
まずは今接続を試している状態が、ドングルを使用したものであるか確認してみましょう。
また、ドングルを使用しているにも関わらず接続が確認できない場合、以下を確認してみましょう。

付属USBケーブルとクレードルの使用
PCとの距離が近すぎる場合、認識されない可能性があります。
付属のUSBケーブルとクレードルを使用してください。
また、ドングルをPCと接続した際に「ドライバをインストールしています」というポップアップメッセージがタスクバーに表示されます。
ドングルを複数接続する場合は急がず、1つずつドライバのインストールを確認しましょう。
PC及びドングル間の距離
ドングルからPC、トラッカーを複数利用する場合はドングル同士の距離を可能な限り離して、接続が出来るかどうか確認してみましょう。

SteamVRメニューから手動で認識作業を行う

SteamVRを起動し、「メニュー」、「設定」、「デバイス」、「コントローラーのペアリング」を選択し、無線接続の認識を手動でONにします。
接続待ちの表示が出たら、トラッカー中央のボタンを数秒間押し続け、青いランプが点滅する状態にしてからボタンを離します。

これら全てを実行しても認識されない場合

HTCホームページにアクセスし、メールサポートを受けてみましょう。
その際、実行した内容を全て記入すると、スムーズにサポートが進むと思われます。

Lighthouse以外のHMD + Viveトラッカーでのフルボディトラッキング


そのままではデバイスが同時に利用できないため、Steamフォルダのconfig内にあるsteamvr.vrsettingsを編集します。
"steamvr"とある部分で
"activateMultipleDrivers" : true,
"requireHmd" : false,
と変更、なければ追記します。

変更後それぞれのデバイスが認識されるようになりますが、位置関係が合わないためOpenVR InputEmulatorやOpenVR SpaceCalibratorなどのソフトで調整する必要があります。
位置合わせ後はVRChat内でLighthouse対応HMDの場合と同様にキャリブレーションします。